軽鉄工事・ボード工事

「軽鉄工事」では「軽量鉄骨」と呼ばれる材料を格子状に組んで固定します。
それが壁や天井の下地となる骨組みとなります。軽鉄工事は、建物を利用される方からは見えない場所での工事です。
日常見えない部分だからこそ、工事のやり直しがききません。
したがって建物の安全を守る施工には、職人の技術力が要求されます。

施工現場では、様々な形状の天井に遭遇します。
例えば天井の形状が湾曲していたり、障害物があって吊り天井にできない場合などは施工が難しくなります。

こういった多様な現場に応じた対応力が、施工の良し悪しを左右します。

ボード工事は、クロス貼りや塗装などの前工程に当たる仕事です。
内装の仕上がりは、ボード工事の良し悪しによって左右されると言っても過言ではありません。美観に優れた内装は、ボードとボードの隙間をなくし、その境目をパテでしっかりと埋めることで実現します。
見た目の美しさは材料や機材の品質により、ある程度担保できます。
しかし確実な施工がなければ、後工程の壁紙のひび割れやペンキ塗装といったトラブルを招きかねません。

したがって美しさと安全性を兼ね備えた優れた内装は、職人の技術によってはじめて実現するものです。